澁澤先生の墓前に龍子夫人と立つ・・・その時感じた龍子さんの至上の愛・・

澁澤先生、今日は奥様の龍子さんといるよ。

 

龍子さんの写真はNG・・もちろん心得ています(※ご了承ください)。

 

でもblogにこのことを書くことは龍子さんから了承いただいている。

 

先生はもちろんわかっているけれど、私は龍子さんが持参したものを見て瞬時に涙が込み上げた。それは中身が空っぽなものだった。空っぽなことに胸が震えたのだ。これを誰かに話したならまた泣いてしまうだろう。・・・それは空っぽだからこそ至上の愛が詰まっており、龍子さんの澁澤龍彦への真実の愛が無言に物語っていた。

それは、通常ならご夫婦だけが知り得たことであろうから、私がそれを語ることは控えたい。

 

 

私の新曲である

澁澤龍彦《 Draconia 》組曲

を応援くださる龍子夫人の先生への至上の愛を目の当たりにし、私は本曲の作曲姿勢に一段と身の引き締まる思いとなった。

 

 

年末の大掃除開始だ。

 

 

どんぐり発見・・心が揺れた・・わかる人にはわかる。

 

 

これで先生もピカピカの新年を迎えられる。

 

さて先ずは私の花を供えよう。

※↗写真右下のお花が龍子さんのご持参されたもの(「とても美しい」)。

 

帰宅し、家宝の書籍と持ち帰った先生の欠片である博物(どんぐり)を並べてみた。

ミクロコスモスの壮大さを感じずにはおれなかった。

 

澁澤先生、龍子さん、ありがとうございます。

心より・・・そして心より。

 

佐村河内守 拝